EARTH'S MOST WANTED
今回はTFのファンイベント「BOTCON2015」にて発売されたクレオン6体セット「2015 BotCon Exclusive Kre-O Earth's Most Wanted 6 pack(Kreon Souvenir Figure Set)」を紹介します。
限定クレオンのキャラクターは「BOTCON2015」の限定コミックのテーマである「Most Wanted(最重要指名手配者)」と同じく、過去のTFの作品に登場した悪者や問題児的キャラからセレクトしています。
ジップロックに入った状態。この状態で販売されています。
ジップロックの中身はクレオンとミニブックが入っている黒いビニールパッケージとクレオンの台座。
黒いビニールパッケージに入った封入状態(表・裏)。
中身はハサミなどで切らないと取り出せません。
中身。
ミニブック。裏にはクレオ公式WEBコミックやTF関連のアートで知られる坂本勇人先生のコミックが載っていますが、内容は記事の最後という事で…
ラインナップは
・ナイトバード
・オートボットスパイク(サイバトロンX)
・センチネルプライム
・ヘッドマスター
・ドクターアーカビル
・ロボットマスター
地球の最重要指名手配者という事でなかなか曲者揃いのラインナップになっています。
台座は5体分が付属。ヘッドマスターはセンチネルと一緒に飾りましょう。
それでは上記の6体を紹介していきます。
少し写真が多めですがよろしければ続きをどうぞ。
・ナイトバード(NIGHTBIRD)
日本のハマダ博士がロボット工学の粋を結集して開発したくノ一忍者の機能を備えたロボット。
発表会の最中にデストロンに奪われ、ボンブシェルに改造・洗脳されデストロンの手先となりサイバトロンを苦しめた。
(上記は日本のG1アニメ設定)
後ろ。忍者刀(たぶん)を背負っています。
アニメではライトセーバーっぽいのを使用していました。
パーツ構成。今回のラインナップでは一番パーツ数が多いです。
ヘルメットを外して。
ヘルメットは映画TF4のロックダウンと同じもので、バイザーを下ろす事ができます。
アクション!
ヌンチャク!カタナ!サイ!シュリケン!
武装が豊富でアクションさせるのが楽しいです。
2セット買ったので2体並べてみる。分身殺法!!(片方は量産型でもよし)
ボンブシェル「俺達のトランスフォーム回路に比べりゃまるでキャラメルのオマケだな」
G1アニメではボンブシェルの手によって改造され、その成果にメガトロン様もご満悦でした。
まぁスタースクリームによって全てが台無しになってしまうのですが…
・オートボット スパイク(AUTOBOT SPIKE)
日本名:サイバトロンX
技師スパークプラグがサイバトロン戦士の予備部品から作り出したロボット。
スパークプラグの息子スパイクが意識不明の重体になった際、手術をするために意識を一時的にサイバトロンXに移したのが事件の始まり。
スパイクことサイバトロンXは暴走し、そこをメガトロンに目を付けられてしまう…
(上記は日本のG1アニメ設定)
立体化は初かな?海外名はオートボットX。
オートボットスパイクという名前は海外G1アニメのサブタイトルから。
ちなみにクレオ公式WEBコミックにもモブキャラとして登場しています。(第8話)
後ろから。
パーツ構成。予備パーツの寄せ集めだけあって色とりどり。
ヘルメットを外して。フランケンシュタインがモチーフなだけあってちょっと不気味な表情…な気がする。
アクション!
出来上がった経緯はともかく結構格好良いのでは?と思ったり。
スパイク「こんな姿で生きるくらいなら死んだほうがマシだ!」
「僕はモンスターじゃない…」
暴走し精神の均衡を失ったスパイクはメガトロンの魔手によってサイバトロンの敵に…
・センチネルプライム(SENTINEL PRIME)
(日本名:オートボットセンチネル)
オートボットのエリートガード。
有機生命体を嫌い、自分以外のものは見下す癖のある嫌味なヤツ。
しかし本当はいい奴らしい。あとアゴが目立つ(クレオンでは控えめ)。
(登場作品はトランスフォーマー・アニメイテッド)
後ろから。
パーツ構成。部品点数は少なめですが塗装やプリントは凝ってます。
ヘルメットを外して。アゴ成分はヘルメットがないと厳しいものがあります。
アクション!
アニメや玩具では盾を装備していました。クレオンにも付けて欲しかった…
センチネル「ジャズ!俺に続けー!」
ジャズ「センチネルについていくとロクな目に合わないからなぁ…」
TFアニメイテッドではジャズもエリートガードでした。
KRE-O展開初期に発売されたセンチネルプライムと並べて。色は違えど同じセンチネル!
・ヘッドマスター(HEAD MASTER)
ヘンリー・マスターソンが開発したヘッドマスターユニット。トランスフォーマーのボディを乗っ取り悪事を働く。
乗っ取ったTFのボディはマスターソン自身が操縦する。
(登場作品:トランスフォーマーアニメイテッド)
ヘッドマスター!…といってもザ☆ヘッドマスターズではなくTFアニメイテッドに登場したヘッドマスターです。
通常のクレオンではなくミニサイズのクレオンとなっております。
パーツ構成。シンプルです。
ヘルメットを外して。
サイドスワイプ型のヘルメットもかなり使い回されてるなぁ。
やはりヘッドマスターはヘッドオンしてこそ。
そしてセンチネルは生首状態に…
アクション!ボディはセンチネルそのまんまですが。
「超サイコー!」バルクヘッドにもヘッドオン!
アニメイテッド放映当時、リーダークラスのアイアンハイド(バルクヘッド)にはヘッドマスターが付属していました。
クレオンでも再現!
ミニサイズのランブル&フレンジーと。
小さい設定のTFは通常のクレオンよりもこういったミニサイズのほうが嬉しいかも。
・ドクターアーカビル
悪の天才科学者。デストロンと手を組み様々な悪だくみをするがいつもサイバトロンに阻止されている。
身体の一部が機械。
(上記はG1アニメ設定)
悪人ですが意外とおちゃめな爺さんだったりします。
後ろから。白衣が透けてる…
パーツ構成。
白衣はプラ製であらかじめ入っている線に沿って折り曲げながら着せていきます。
髪の毛パーツを外して。
アニメに忠実な形のパーツを作っても面白いかも。
アクション!…といっても戦ってるシーンなどはほとんど無いのでスタスクに乗せて飛ばしてみる。
アーカビル「ワシが悪の天才科学者ドクターアーカビルだ!」
アニメではデストロンと手を組みサイバトロンを苦しめていました。
しかしスタスクを相棒にしたのが運の尽き。身体の半分以上を機械にされたりと酷い目に合ってしまいます。
しかしアニメのキャラが出てくれるのは嬉しいんですが、そろそろスパイクやスパークプラグも欲しいところです。
・ロボットマスター(ROBOT MASTER)
コミックブックライターのドニー・フィンクルバーグが自分の作品である「ロボットマスター」に仮装した姿。
テレビを通じてトランスフォーマー達全員が悪物であると宣伝し、イメージダウンを図る。(黒幕は政府)
しかし利用された事を知ったメガトロンに殺されそうになるがデストロンの活動を支援する事を約束し命拾い。
(マーベルコミックスに登場)
コミックではチリチリ頭でしたがクレオンではサラサラヘアー。
後ろから。
マントを外しても裏側には模様はありません。
パーツ構成。
マントは左右の穴を重ねて通し、最後に真ん中の穴を通すようにすると装着させやすいです。
カツラ…ではなく髪の毛パーツを外して。
ミニブックに掲載されている写真では違う髪の毛パーツを付けています。パーツの選定間違えた?
メガネ状態の交換用頭部。
メガトロンやサウンドウェーブに脅された時は大抵この表情です。
「I, Robot-Master!」
登場号では表紙にドでかく登場。しかしその後の活躍を見るに人気無かったのかな?
アメコミではメガトロンとショックウェーブの闘いをテレビで中継させてはやし立てたり。
サウンドウェーブは終始不機嫌。
サウンドウェーブにオイルの唾を吐きかけられたりロクな目にあってません。
まぁ本人の素行もロクでもないのですが。
アクション!
ロボットマスター「メガトロン!お前の力を見せてやれ!」
メガトロン「人間ごときがワシに命令できると思うか!この愚か者めが!」
ロボットマスター「スイマセン…」
マーベルコミックスでの登場号のリーフと一緒に。
なかなかインパクトのある表紙。
THE BRICK LIST:EARTHES MOST WANTED
WRITTEN BY:JESSE WITTENRICH
ART:HAYATO SAKAMOTO
MANAGING EDITOR:PETE SINCLAIR
COORDINATION:PHASES
ミニブック裏のコミック。アートはクレオ公式WEBコミックやその他TFにおける媒体で活躍中の坂本勇人先生!
まさかボットコンでクレオコミックが読めるとは思ってませんでした。これは嬉しいサプライズ!
以下コミックの内容。
THE BRICK LIST (THE BLACK LISTのもじり):EARTHES MOST WANTED(地球の最重要指名手配犯)
オブシディアンがセンチネルプライムに指名手配犯5人の一覧表を見せ、説明している所にランドシャークから発見したとの緊急連絡が入る。
ランドシャークの報告によると5人以上いるとの事(ナイトバードが量産されている)。既に敵は攻めてきており怯えるラットトラップ!
敵はドクターアーカビル・ロボットマスター・オートボットスパイク・ナイトバード多数。
オブシディアンはランドシャーク・ラットトラップ・フラクティルと共に、オートボットシティへの侵入を阻止しようとする。
しかしアーカビル達は陽動であり、シティ内部にはセンチネルの身体を乗っ取ったヘッドマスターが侵入。
コントロールルームに侵入し、メトロプレックスの頭脳であるディスクを抜き取ってしまう。
ヘッドマスターの目的はメトロプレックスのデータを手に入れより強くなる事だった!
敵の作戦は成功したかに思えたがそこへ颯爽とカーザップが登場。ヘッドマスターの手からディスクを取り戻す。
G.B.ブラックロックがサーキットスマッシャーでヘッドマスターとセンチネルのボディを分離させ形勢は一気に逆転。
ロボットマスターの命令でナイトバードは忍者のごとく影に消え、アーカビル達は捨て台詞を吐きながら撤退していく。(オートボットスパイクは不明)
「みんなよくやった!ディスクが奪われていたらメトロプレックスの頭はどうなっていた事か」と勝利を祝うオートボット達。
しかしボディが壊れ、頭だけのセンチネルは不満顔。早く代わりのボディを持ってこい!と怒鳴るが用意されたボディはなんとも情けなくセンチネルは悔し涙を流しながら閉口…
といった感じのストーリーです(意訳多め)。
コミックの中には今までの発売されたBOTCONクレオンが数多く出演しています。
オブシディアン・ストライカ(台詞無し)・ランドシャーク・ラットトラップ・フラクティル…
更にはクレオン化されていないカーザップまで登場。他にもフキダシに隠れているキャラがいたり、サーキットブレーカーというアメコミのキャラの名前が出てきたりと見所満載の内容になっています。
ストーリーはメトロプレックス防衛戦という事でどうしてもTFジェネレーションズのメトロプレックスが欲しくなってしまいますね。手に入れなければ…!
最後は全員揃って。
今回のBOTCONクレオンも充実した内容でした。何より坂本勇人先生のコミックが嬉しい!
これを機にクレオコミックが復活しないかな…と淡い期待。
クレオン自体はどれも安定した出来。選出はかなりマニアックですがそれもBOTCONならでは。
去年のと比べるとクレオン自体のボリュームは少なめですが値段が控えめでありがたいかも?
ドクターアーカビルやロボットマスターなど人間キャラがいるのも魅力的。
特にロボットマスターはこいつをラインナップに入れるか!と喜んだものです。
来年もまたマニアックなキャラがラインナップ&コミックが付属される事を期待しています。
以上、BOTCON2015限定クレオンセットでした。