オプティマスプライム

今回はサイバーコマンダー・オプティマスプライムを紹介します。

サイバーシリーズとは2015年に新興国（BRICs）向けに展開された、主に簡易変形をメインとしたシリーズです。
今回紹介する大型サイズのサイバーコマンダーの他に中型サイズのサイバーバタリオンもあります。

要するにTF玩具初心者向けのシリーズといったわけですがなかなかどうして遊び応えがあります。
よろしければ続きをどうぞ。

箱。サイバーシリーズはクローズドパッケージで基本的に簡素なつくりになっています。
説明書はありません。

裏側。オプティマスの説明と変形図。

「ディセプティコンを倒すまでオプティマスプライムは決して立ち止まらない」
英語の他に各国語に合わせた文章が書かれています。

梱包状態。
ダンボールに紙紐で本体を固定しています。
武器などは無く本体のみ。

・ビークルモード

非常にガッチリとした印象を受けるデザイン。作りもかなり丈夫にできてます。
後部はコンテナっぽいですがもちろん中身には何も入りません。

お気に入りの部分はキャブ前部。この何が来ようとも問答無用でブッ飛ばしてくれそうなデザインがたまりません。
ライトもありますがここは未塗装。

もちろん各部ディテールにぬかり無し。

・サイズ比較（ビークルモード）

コンバイナーウォーズ（国内版TFレジェンズ）のウルトラマグナスと。
マグナスのほうが少し大きいです。並べるとオプティマスの簡素さが目立つかな？

デラックスクラスのTFと。流石に少し大きいか･･･
こうして並べるTFを色々選ぶのも楽しいです。

クレオン達と。
一体くらいどこかに収納できないかな？と思ってたけどちょっと無理だった…
どこか変形させれば可能かも。

・トランスフォーム

変形は６ステップ。図では梱包状態のロボットモードから変形させるようになってます。

腕、脚各部を展開、胴体部を回転させまして…

腕に収納されていた拳を出します。

そして頭部を出して完成。

・ロボットモード

今までのオプティマスとはまた違った格好良いデザイン。特に目を引くのは頭部のデザインと腕にペイントされたライトブルーでしょうか。
肩のサイバトロンマークはシールです。

後ろから。

簡易変形といえど可動範囲はある程度はあります。
特に上半身はよく動きますが、下半身は膝の可動がありません。
足のつま先は内側によく曲がるので自然にハの字立ちができます。
首はボールジョイント。

膝の可動が無いのは、変形ロボットに馴染みのない子供がいる国での故障を想定しての事。
詳しくは開発者の大西裕弥さんのインタビューをどうぞ。→QREATORS

顔アップ。ヘルメットが今までのものより鋭角的になっています。

横。

後ろ。集光ギミックがよく機能してます。
もちろんクリアーパーツにもディテールがしっかり入ってます。

後ろからだとよくわかりましたがヘルメットに小さな透明の羽根が配置されています。
個人的お気に入りポイント。

アクション！
下半身は可動が限られますがそれでも迫力あるアクションは十分に楽しめます。

キック！片足立ちも余裕です。足の付け根はクリック間接。丈夫にできてます。

床パンチだって問題無し。

サイバーバースのオプティマスマキシマスの武器を持たせてみる。
武器があると更に遊びの幅が増えますね。ただオプティマス自体が大きいので合う武器を探すのが大変かも…

脚の内側のディテール。こういう部分を見るのもTFの楽しみ方の一つ。

・サイズ比較（ロボットモード）

TFレジェンズのウルトラマグナスと。
ビークルモードではマグナスが大きめでしたがロボットモードだとオプティマスのほうが大きく！
写真は撮っていませんがユナイトウォリアーズのスペリオンとマグナスの中間くらいの大きさですね。

デラックスサイズのTF達と。
パワーアップしたオプティマスという設定なら違和感が無い？

クレオン達と。頑張れば基地形態になれるかもしれ…ない！

個人的にサイバーコマンダーのオプティマスはとにかくデザインに惚れた所が大きいです。できればこのデザインでアニメシリーズを作ってほしいくらい。
ジンライ（パワーマスターオプティマス）風に排気筒が胴体と肩の間にきてるのもTFファンにはニヤリとさせられる部分ですね。

玩具としては新興国向けとの事で可動範囲にあえて制限を加えた所もあるようです。
しかし変形玩具はまず変形させてこそ！多少乱暴にガシガシ変形させてもビクともしません。

遊べば遊ぶほど作り手のこだわりが見えてくるTFだと思います。
国内でも十分通じる出来だと思うので是非発売してほしいですね。

以上、サイバーコマンダー・オプティマスプライムでした。